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Clannad, Clannadのアイルランド・オリジナル [アナログ・コレクターの覚書]

<レーベルの種類が色違いで2つと思い込んでいましたが、Discogsをよく見たら、4種類ありました。ってことで、加筆・修正・追記しました。あと、色につき紫としていたのをバイオレットに、それに合わせて青をブルーにあらためました。5月21日0時>

<ツイッター上で情報をいただいてさらに判明したことがあるので追記しました。5月21日22時>

<ブルーレーベルの写真等をご提供いただいたので、追加しました。5月22日18時>

さて、思わぬ出会いの話である。

それは、”The Pretty Maid"という曲との出会いだ。
「あぁ、そういうことか」と気づく人は気づくよね(笑)

この曲、アイリッシュ・トラッドの中では英訳(もともとの歌詞はゲール語)されていろんな人(有名なところではJudy Garland)がカバーしているらしいが、ボクはまったく知らなかった。

だから、YouTubeでクラナドの”The Pretty Maid"を聴いたときに初めて、テレビドラマ『深夜食堂』のオープニングテーマとして使われていた鈴木常吉さんの「思ひで」という曲が、このアイリッシュ・トラッドの日本語カバーだということを知ったのである。
(ちなみに、英語版のタイトルとしては”The Pretty Maid"よりも"A Pretty Girl Milking Her Cow"の方が一般的であるが、英語版Wikipediaの"A Pretty Girl Milking Her Cow"に関する解説には、最後に鈴木常吉さんの「思ひで」も日本語カバー・バージョンとして載っている。)

なんとも味わい深い鈴木常吉さんの「思ひで」も沁みるが、クラナド・バージョンはまた違った味わいで実に沁みる。

ボクはもう、オリジナルのアナログで聴きたくて、我慢できなくなってしまった。

ということで、”The Pretty Maid"収録のファーストアルバム(Philips 6392 013)を買ってみた。
アイルランド・オリジナルである。
たぶん、生まれて初めて買ったアイルランド盤だ。


20170519-4.jpg


アイルランドのナショナルカラーである緑がうまく使われていて、良いジャケットだ。
ジャケットは表裏ともにテクスチャー加工がなされている。


20170519-5.jpg


内容は素晴らしい。
そして、音もまた素晴らしい。
鮮度抜群の実に生々しい音で鳴る。

この内容でこの音で鳴るのに、安い(笑)
要するに、それなりに売れて、それなりの数が市場にあるんだろう。
ってことは、アイルランド・オリジナルといっても、それなりに種類がある可能性がある。

そう思ってDiscogsとにらめっこしてみたのだが、詳細情報はほとんど書いてないσ^_^;
レーベルが二種類あるくらいしかわからなかった。
ただ、どうやらレーベルが4種類はありそうだということはわかった。
やっぱり、いろいろ種類がありそうなのである(笑)


ボクが手に入れたものは、こんなレーベルだ。


20170519-6.jpg


フィリップスは通常ならブルーレーベルだが、これはバイオレットである。
ブルーレーベルの盤ももちろん存在している。
しかもブルーレーベルには3種類あるようだ。

写真の通りバイオレットレーベルは、下部に"Made In Ireland"と表記されている。
ブルーレーベルには、①このバイオレットレーベルと同じデザインのもの、②レーベル中央右のボックス内のレコード番号6392 013の下に"Made In Ireland"と表記されていて、レーベル中央左のボックス内にパブリッシャー表記のあるもの、③②と同じデザインだが、"Made In Ireland"のところが"Made In the Republic of Ireland"と表記されているもの、以上の3種類がある。

ブルーレーベル③の写真をご提供いただいたので、載せておこう(提供:ささもたん@赤腹魔王さん)。


Clannad01.jpg


これら4種のレーベルの前後関係は、よくわからない。
ただ、パブリッシャー表記は有りから無しになるのは考えにくいので、バイオレットレーベルとブルーレーベルの①が先で、そうだとすると、そのあと②→③という順で推移したと考えるのが、一番合理的な気がする。
でも証拠はない(笑)

レーベルの推移について一応の仮説を立てたのだが、ツイッターで情報をいただいて、どうも単純な前後関係ではなく、アイルランド国内向けと輸出用の違いではないかという説が浮上した。

新たな情報(Discogsにも出ているのだが見落としていた)として、これがある。


20170519-11.jpg


手持ち盤の裏ジャケ右上はこうなっているのだが、パブリッシャー表記のあるブルーレーベルの②と③が入っているジャケの裏ジャケ右上には、"Also available on cassette"表記がないという。


ブルーレーベル③の盤が入っていたジャケットの裏ジャケ写真をご提供いただいたので、載せておこう(提供:ささもたん@赤腹魔王さん)。


Clannad02.jpg


この「カセットもあるでよ」って表記を後で削ったというのは、パブリッシャー表記を後で削るのと同じくらい考えにくい。

ってことで、初盤決め勝負は1勝1敗の引き分けである。

そこで、これらを矛盾なく説明できるものとして浮上してきたのが、国内向けと輸出用で最初から二種類あったんじゃないかという説であった。

パブリッシャー表記ありレーベル上に表記されているのは、"Intersong"と"Essex Music Ltd."だが、前者が"Intersong Music Ltd."のことだとすると、これらはいずれもロンドンにある音楽出版社だ。

だとすると、パブリッシャー表記ありレーベルはUK向けの輸出用で、パブリッシャー表記なしレーベルはアイルランド国内向けということになる。
カセットは同時に輸出する予定がなければ「カセットもあるでよ」表記は入れないほうがいいので、輸出用にはなく、国内向けにのみ存在する。
国内向けのバイオレットとブルー、輸出用の②と③の前後関係はわからない。

さしあたり、こんな仮説を立ててみたのだが、どうだろう?


手持ちのバイオレットレーベル盤のMatrix末尾は手書きでA-1/B-1だ。
かなり薄くて見にくいが、Side1の写真だけ載せておこう。


20170519-7.jpg


A-1の隣に刻印されているシンボルマークみたいなものは、おそらくCarlton Productions(ダブリンにあったマスタリング・メタル処理・プレスを行っていた工場)を表すものだと思うのだが、Discogsに載っているマークとちょっと違うのが謎である。

何故、Carlton Productionsのマークだと思うかと言えば、これははっきり、そこのマスタリングとメタル処理のエンジニアだったTBの刻印があるからだ。
(Side1にも同じ刻印があるが、なぜだか二重になっているので、よりはっきりしているSide2のほうの写真を載せている。)


20170519-8.jpg


TBというイニシャルのエンジニアの名前は、Discogsにも書いてないのでわからない。
でも、このアイルランドのエンジニア、実に良い仕事をしているのである。

<以上のMatrix等の情報は、パブリッシャー表記ありレーベルの盤でも同じとのことである。>

さてさて、Discogsにもほとんど詳細情報のないレコードなので、ファーストプレスの特徴はまったく確定できていない。
ぜひ皆さんが所有されているアイルランド・オリジナルの情報を教えていただきたいのである。

よろしくお願いしますm(_ _)m

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