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Van Morrison, Into the MusicのUSオリジナル [アナログ・コレクターの覚書]

レコード・コレクターズ8月号が届いた。
紙ジャケ探検隊の初盤道第4回は「バーニー・グランドマンの青」ってことで、ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)"Blue"のUSオリジナル(Reprise MS2038)がお題である。


20170716-1.jpg


ジョニの"Blue"については探検隊に任せておくとして、ボクは、もう一つの「バーニー・グランドマンの青」をとりあげよう。
ヴァン・モリソン(Van Morrison)"Into the Music"のUSオリジナル(Warner Bros. Records HS 3390)である。


20170716-2.jpg


ほら、ジャケットが似てるじゃん?(笑)
まぁ、こちらはあのノーマン・シーフ(Norman Seeff)だけど。

それはともかく、これもバーニー・グランドマン(Bernie Grundman)なのかって?
答えはイエス。
「たぶん」バーニー・グランドマンのマスタリングである。

何故「たぶん」なのかと言えば、クレジットに明示されてもいないし、RunoutにBGの刻印もないからである(笑)

ジャケ裏のクレジットで、A&M Recordsのスタジオでマスタリングが行われたことまではわかる。


20170716-3.jpg


ただ、バーニー・グランドマンの仕事だということまでは書いてない。

ってことで、筆跡鑑定なのである。


20170716-4.jpg


この「る」に見える3が、バーニー・グランドマンの特徴だというのは以前記事にしたことがあるので、詳しくは下記をどうぞ。

http://sawyer2015.blog.so-net.ne.jp/2016-11-26

「る」に見える3が3つもあるのだ。
バーニー・グランドマンの筆跡とみて間違いないだろう。
(ちなみに、うちにあるのは、Matrix末尾LW3/LW4のキャピトル・ロサンジェルス工場産である。)

このレコード、最近手に入れたのだが、内容もすこぶる良い。
"Moondance"に匹敵する名盤と言っていいんじゃないだろうか。
その素晴らしい内容に、バーニー・グランドマンの円熟味を増してきたマスタリングの技が花を添えている。

ってことで、もう一つの「バーニー・グランドマンの青」のお話でした(笑)

そうそう、レコード・コレクターズ8月号のメイン特集になっているプリンス(Prince)"Purple Rain"のUSオリジナルも、何を隠そう、バーニー・グランドマンのマスタリングである。
(特集の記事をまだ読んでないんだけど、どっかに書いてあるのかな?)

これは、「たぶん」ではなく「確実に」彼のマスタリングだ。
だって、インナースリーブに書いてあるもん(笑)

小さい字で筆記体だから見にくいが、"Purple Rain"の歌詞のすぐ上に、"Originally Mastered By Bernie Grundman"とある。
Runoutの文字も Sheffield Lab Matrixで追記されたものはもちろんバーニー・グランドマンの筆跡ではないが、カッティングの際に書かれたとみられるMatrixは彼の筆跡だと判定できる。
(ちなみに、うちにあるのは、Matrix末尾SH2/SH1だ。)

バーニー・グランドマンの青」ならぬ「バーニー・グランドマンの紫」である(笑)

そして、レコード・コレクターズのGraphic Stationには書かれていないが、黒盤もただの黒盤ではなく・・・

透ける(ものもある)んだぞ~(笑)


20170716-5.jpg


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